休刊のお知らせが掲載されている「ねっとわーく京都」11月号のページ

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 京都市職員労働組合が1987年に創刊し、市政情報を発信してきた月刊誌「ねっとわーく京都」が、来年3月号をもって休刊することが分かった。30年以上にわたり革新の立場から市民生活に身近な話題を提供。市政の内幕物ともいえる「覆面記者座談会」が名物企画だった。

 今月1日発行の11月号(通巻382号)で発表した。読者数の減少などから、「雑誌という媒体での発信を続けていくことが困難になってきた」としている。

 同誌は京都の政治や経済、文化などの情報を発信する総合雑誌として87年12月に創刊。90年7月号からは月刊誌となり、2004年8月にはNPO法人ねっとわーく京都が発行を引き継いだ。同和行政や鴨川歩道橋(ポン・デ・ザール)建設計画、景観問題の特集を組むなど、市政課題を深く掘り下げて報じてきた。

 同法人の永戸有子理事長は「休刊という形になり、とても心苦しい。市政問題に立ち向かい住民運動をつなぐという役割を、今後どういう形で続けていけるのか検討していきたい」としている。