西陣織の肖像画と記念撮影する冨家社長(右から2人目)と馳氏

西陣織の肖像画と記念撮影する冨家社長(右から2人目)と馳氏

 西陣織メーカーのとみや織物(京都市上京区)が、衆院の永年在職表彰を記念した馳浩元文部科学相の肖像画を作成した。5日に国会内で披露された。

 プロレスラーから政界に転じた馳氏は文化庁の京都移転が決まった当時の文科相。日本の伝統産業である西陣織への思い入れが強かったといい、自身の肖像画作成を同社に依頼した。

 縦約90センチ、約横70センチ。計約4万7千本の糸を最新の織機で織り上げ、笑顔の馳氏を緻密に表現した。

 肖像画は国会審議の舞台となる委員会室に掲げられた。馳氏は「ここまで人間の内面まで表現できるとは思わなかった。遺影にしようと思うほど素晴らしい」と謝意を伝えた。同席したとみや織物の冨家靖久社長は「ここまでの大きさは初めてで大変だったが、喜んでもらって大感激している」と話した。