京都の老舗が手がけた京都迎賓館の多彩なグッズ

京都の老舗が手がけた京都迎賓館の多彩なグッズ

 京都迎賓館(京都市上京区)で一般公開の来館者向けに、京都の伝統工芸を活用したオリジナルグッズの記念品が販売され、人気となっている。匠の技で作られた扇子や財布などが館内でしか買えない貴重品とあって、買い求める来館者が増えている。

 迎賓館の記念品は、2005年の開館以降、夏に10日間程度一般公開する際に、同館の依頼で京都文化交流コンベンションビューロー(下京区)が監修して製作した。16年から通年公開がスタートし、館内に販売コーナーが設置され、コンベンションビューローは記念品を約20種類にまで拡充した。

 記念品は、最高級の伝統工芸を用いた館内の装飾品を担った業者が同様の材料で作っている。コンベンションビューローによると、川島織物セルコンによる長財布(1万円)や唐長の唐紙を使った五七桐文様の京扇子(5500円)などの人気が高い。伝統工芸師の伊藤南山氏による「ぐい呑み」(6800円)や「桐の間」の座布団柄をもとにしたブックカバーも2種類あり、京都の技を身近な品々から感じ取れる。美麗な緞帳(どんちょう)をあしらったクリアファイル(500円)もよく出ているという。

 コンベンションビューローでは「京都で作られた記念品から、迎賓館の伝統の技を感じ取ってほしい」と話している。