嘉田由紀子氏

嘉田由紀子氏

 夏の参院選に向け滋賀選挙区(改選数1)で野党4党が調整を進めている統一候補の擁立を巡り、元官房長官の武村正義氏が18日、立憲民主党と国民民主党との協議を踏まえ「今週中に嘉田由紀子氏の方向でまとまるだろう」と述べ、両党が前滋賀県知事の嘉田氏(68)に一本化することで合意するとの見通しを示した。

 武村氏は市民団体が大津市内で開いた集会で、調整役として立民の枝野幸男代表や国民の平野博文幹事長らと協議してきたことを明かし、「私は(候補者選定の)プロセスでかなり関係している。みんな相談して納得している」と述べた。

 参院選について「野党が協調しないと巨大な自民には勝てない」と強調。「嘉田氏が8年間、県政を担った実績は重い。非自民ということも有権者へのアピールになる」とした。

 滋賀選挙区では国民県連が嘉田氏、立民県連が前衆院議員の田島一成氏(56)、共産党県委が党県常任委員の佐藤耕平氏(36)を推し、社民党を含む4党が一本化に向けて協議している。自民党は現職の二之湯武史氏(42)が立候補を表明している。

 立民の福山哲郎幹事長は「武村氏と話はしているが、各党の意向もあるのでどういう方向性になるかはまだ分からない」、国民県連の徳永久志代表は「協議中で、決まっていることはない。スピード感をもって協議したい」としている。