サボテンの花

サボテンの花

 1年のうち1度しか花期がないとされるサボテンの花が、京都府長岡京市の民家で今年2度目の開花を迎えている。

 平井行雄さん(71)が約40年前から鉢植えで育て、19年前に自宅の庭に植えた柱サボテンで高さ4メートルに迫る。今年も7~8月にかけ、70~80個のつぼみが淡いピンクと白の花をつけたが、9月末、平井さんは再び花開く姿を発見。連日、直径20センチもの大輪が午後9時ごろから咲き始め、午前5時ごろにはしぼみ散っていくという。

 1年に2度咲いたのは、50年以上栽培を続けて初めてという。府立植物園によると「一般的に年1回しか咲かないので珍しい。今夏の猛暑が影響したのでは」としている。

 平井さんは「ひそかな庭で、1輪ずつ優美な花を懸命に咲かせてくれた。はかなく散っていく姿も美しい」と喜んでいる。