修斉小との統合で3月に閉校した天津小(福知山市上天津)

修斉小との統合で3月に閉校した天津小(福知山市上天津)

 統合により閉校した小学校校舎について民間事業者から活用のアイデアを募集するため、京都府福知山市が関西の自治体で初となる「廃校バスツアー見学」を行う。跡地利用が決まっている校舎が一部にとどまっており、金融機関と連携して有効活用を図る。

 ツアーは、学校跡地利用に関心のある事業者から「実際にどう活用しているのか知りたい」との声が寄せられているのを受け、方針が未定の校舎も見てもらおうと企画した。

 市内では小学校が10年間で13校減り、来年4月には大江町の3校が統合されて14校になる。跡地では2013年に閉校した精華小グラウンドにグループホームが整備され、18年閉校の中六人部小では今月9日にイチゴ農園がオープンする。三岳小は消防分団の詰め所や教育集会所などを集約化する方針だが、残る10校は活用方法が決まっていない。

 ツアーは3校ずつ見学する2コース。23日開催のAコースは菟原小、細見小、上六人部小を回る。11月20日のBコースは明正小、金谷小、天津小を巡る。いずれも中六人部小のイチゴ農園を見学できる。京都駅(京都市下京区)発着で午前8時35分~午後5時半ごろ。1校だけの現地参加もできる。

 市資産活用課は「複数の学校を1日で見て回れる。活用例について課題になったことや困ったことなども確認できる」と呼び掛けている。