整理した冷蔵庫の写真を送るともらえるエコバッグのデザイン。京都府精華町が食品ロスの削減を呼び掛けている(精華町役場)

整理した冷蔵庫の写真を送るともらえるエコバッグのデザイン。京都府精華町が食品ロスの削減を呼び掛けている(精華町役場)

 京都府精華町は、食べられるのに捨てられてしまう食品を減らすため、冷蔵庫の整理を呼び掛けるキャンペーンを始めた。冷蔵庫を使いやすくすることで、賞味期限切れや不必要な購入を避けるのが狙い。余った食品の寄付も求め、ごみの減量につなげたい考えだ。

 整理前と整理後の冷蔵庫内の写真を撮影して応募すると、特製のエコバッグがもらえる。町民が対象で、11月末まで募集。町広報誌などで写真を紹介するという。

 町は冷蔵庫を整理し、傷みやすい食材から使ったり、買い物前に庫内を確認したりすることで、食品ロスを減らせると指摘。奥まで見えるようにする▽使用頻度を考えて収納する▽冷凍保存を活用する▽空きスペースをつくる―といった整理のヒントを挙げている。

 また、町環境推進課窓口では、使わない食材を募る「フードドライブ」の受け付けも11月末まで行う。米や乾麺、菓子など常温保存ができ、賞味期限が2カ月以上あるものが対象で、子ども食堂などで活用してもらう。

 町は2年前から食品ロスの削減に取り組み、昨年のフードドライブでは147キロの食材などが寄せられたという。「抽出調査では、燃えるごみの2割がまだ食べられる物だった。食品ロスがなくなれば、ごみの量も2割減らせる」と冷蔵庫整理に挑戦を求めている。