江戸後期の優れた彫刻や彩色が施された井伊神社旧本殿(滋賀県彦根市古沢町)

江戸後期の優れた彫刻や彩色が施された井伊神社旧本殿(滋賀県彦根市古沢町)

 江戸後期建造の井伊神社旧社殿(滋賀県彦根市古沢町、市指定文化財)が9、10両日に公開される。極彩色の彫刻など優れた意匠を間近に見学できる。

 例年春と秋に公開している。今年は新型コロナウイルスの影響で秋のみの公開となる。旧社殿は井伊家始祖の共保(ともやす)をまつるため12代当主直亮が1845(弘化2)年に建立した。入り母屋造りの拝殿と本殿の間を土間でなく、板敷きの相の間でつなぐ権現造り。漆塗りの建具や極彩色の彫刻、草花を描いた格(ごう)天井などを通じ、江戸後期の高い装飾技術を見ることができる。

 両日とも午前10時~午後3時。録音の音声ガイドを流す。無料。彦根市文化財課0749(26)5833。