第3期リニューアルを終え、新たに展示された「ツダンスキーゾウ」の半身半骨標本(滋賀県草津市・琵琶湖博物館)

第3期リニューアルを終え、新たに展示された「ツダンスキーゾウ」の半身半骨標本(滋賀県草津市・琵琶湖博物館)

 琵琶湖博物館(滋賀県草津市)は10日、3期6年間にわたる改装を終え、全面開業する。3期のリニューアルでは館内3展示室のうち湖や自然、生き物の変化、人とのつながりの歴史をテーマにした2展示室を改装。最新の研究成果を加味した体験型な展示になっている。

 見どころは中国大陸から渡ったとされるツダンスキーゾウの全身骨格化石(高さ4メートル)の左半身を生体で復元した半身半骨の標本で世界初の展示という。日本の環境に適応したアケボノゾウの骨格化石標本も並べ、ゾウの進化の流れを表現する。

 リニューアルは来館者の減少や展示内容の老朽化を受け、2016年の水族展示室の改修などを手始めに3期にわたり順次実施。当初7月の全面開業予定が新型コロナウイルス感染拡大の影響で遅れていた。入館は当面、感染症対策のためホームページでの事前予約制となる。