小林さんが畑で収穫したカボチャを切ったら現れた「お顔」。キリストのようにも見える(佐竹さん提供)

小林さんが畑で収穫したカボチャを切ったら現れた「お顔」。キリストのようにも見える(佐竹さん提供)

「お顔」と同じ苗で育った「兄弟」カボチャ(大阪府島本町)

「お顔」と同じ苗で育った「兄弟」カボチャ(大阪府島本町)

「これはおじさん?キリストの顔?」

 8月中旬、京都市左京区の佐竹彩子さん(42)が母から届いたLINEを見ると、そんなコメントと写真が添付されていた。佐竹さんが、画面の写真を見て思わず口をついて出たのは…。「怖っ!」

 写真の正体は、母の小林三岐子さん(75)=大阪府島本町=が収穫したカボチャ。小林さんが初めて自分で育てたカボチャはハンドボールくらいの大きさ。調理しようと、意気揚々とまな板の上に置き、包丁でザクっと真二つにしたところ断面を見て、びっくり!何とそこにはお顔‼
「キリストに見えなくもないような…何だっけ?哲学とか説いてくれそうな…」と小林さん。見れば見るほど面白くなり、スマホで写真を撮って娘の彩子さんに送信したという。

 小林さんは今年春から、島本町の貸し農園の一角で、初めての家庭菜園に挑戦。カボチャの他にトマトやナス、ピーマンを植えた。丹精込めて育て、今か今かと食べごろを待ちわび、満を持してカボチャに入刀したところ、「お顔」が現れたのだった。思わず「アーメン」と十字を切りそうになる「御面相」だ。

 ところで「お顔」の行く末や味はどうだったのだろう?「収穫するのが早かったのかしらね。食べると青臭くって…」とちょっと残念そうな小林さん。「お顔」は面影もなく、カボチャペーストとして、自宅の冷凍庫に眠っているそう。後日、ポタージュスープにする予定だ。お年を召していそうな「おじさん」と思いきや、味はまだまだ青臭い「青年」。老け顔だったということで。