パティシエとファンが協力して作ったピスタチオサンド(近江八幡市北之庄町・ラ コリーナ近江八幡)

パティシエとファンが協力して作ったピスタチオサンド(近江八幡市北之庄町・ラ コリーナ近江八幡)

 滋賀県近江八幡市の洋菓子製造販売クラブハリエのパティシエらが、写真共有アプリ「インスタグラム」のライブ配信機能を使い、ファンと新商品を開発するプロジェクト「チョコ部」を始めた。新型コロナウイルス禍がきっかけといい、第1弾として今月発売した「ピスタチオサンド」は初日に完売。好評を受け、15日午後9時半に同社のオンラインショップで再販売する。

 プロジェクトは、4月の緊急事態宣言に伴う外出自粛期間中、同社代表の山本隆夫さん(48)がインスタグラムで家での菓子作りなどを配信したことがきっかけになった。コメント機能で視聴者らと交流する中で話題となった来年のバレンタインデーに向け、山本さんが「皆でお菓子を開発しませんか」と呼び掛けた。

 視聴者の提案で「チョコ部」と名付け5月に結成。菓子のアイデアを募り、同社のパティシエ原田誠也さん(32)が試作を繰り返した。完成したのは、ピスタチオ入りのバタークリームをサクッとした食感の焼き菓子で挟んだ品。「片手でも食べやすい」との意見を取り入れサンドイッチ型にし、甘酸っぱいフランボワーズのジャムをアクセントに添えた。

 1日に約700個を販売すると、その日に売り切れになり、15日の再販売を決めた。コロナ禍が続く中、山本さんは「ファンとともに、今後もお菓子で楽しいことをしたい」と話す。販売価格は1個1404円(税込み)。