停電による閉館を受け、一斉に外へ出る来館者たち(京都市下京区・京都水族館)

停電による閉館を受け、一斉に外へ出る来館者たち(京都市下京区・京都水族館)

 19日午後に京都市内の各地で起きた停電は、市民生活に広く影響を及ぼした。

 信号が消えた四条木屋町交差点では警察官が交通整理に当たった。京都府警によると、大きな混乱はなかったという。近くのコンビニも一時休業になり、従業員が「復旧作業で忙しい」と、動き回っていた。

 市営地下鉄の烏丸御池、北大路など数駅でも一時的に停電して券売機が使えなくなった。ジェイアール京都伊勢丹(下京区)でもエレベーターが停止するなどの影響が出た、という。

 京都水族館(同区)は午後2時ごろから閉館になり、従業員が館内にいた客約200人を外へ出したり、来館者に事情を説明したりするなど対応に追われた。停電時、館内にいたNPO法人職員の女性(62)=東京都練馬区=は、「水槽が暗く、オオサンショウウオは見られなかった。生き物たちが心配」と話した。同水族館によると、水を管理するシステムには非常用電源を稼働させていた、という。