京都地方気象台

京都地方気象台

 京都地方気象台は9日昼、台風14号の京都府への最接近は10日朝から昼前になるとし、大雨による土砂災害や浸水害への警戒を呼びかけた。台風は強い勢力を保ったまま近畿地方に近づくため、進路が北寄りになった場合は、京都府南部が暴風域に入り、暴風警報や大雨警報の発表の可能性があるという。

 台風は9日午前10時現在、四国の足摺岬の南を北東に進んでおり、今後は本州南岸付近を東に進むとみられる。

 台風本体と秋雨前線の雨雲によって、京都府では10日朝~昼前にかけて雨のピークになるとみられる。9日正午~11日正午までの48時間の予想雨量は、多いところで京都府南部150ミリ、府北部130ミリ。すでに、7日午後の降り始めから9日午前11時までに、京都市や長岡京市、京田辺市などで50~60ミリ前後の雨が降っており、土中の水分量が高まっているため、10日にかけて土砂災害への警戒が必要になるという。

 また、予報円の中心を通った場合、京都府は暴風域に入らないが、それでも府全域で9日~10日にかけて最大瞬間風速25メートルの強風が吹くとみられる。台風の進路が北寄りになった場合は、さらに強い風になるおそれがあるという。