外来を停止する張り紙が掲げられた病院玄関口(京都府向日市物集女町・向日回生病院)

外来を停止する張り紙が掲げられた病院玄関口(京都府向日市物集女町・向日回生病院)

 9日までに、患者や職員計11人が新型コロナウイルスに感染したことが明らかになった京都向日回生病院(京都府向日市物集女町)では、外来診療を停止するなど対応に追われた。府は、集団感染(クラスター)が発生したとみている。

 府によると同病院では7日、吐き気を訴えた入院患者の80代女性の感染が確認された。接触者のPCR検査が行われ、府は8日に職員2人と他の入院患者3人、9日には入院患者と職員計4人の陽性を発表した。

 同病院では、9月26日に入院患者1人の感染が確認され、接触者に検査をしたが、その時点で陽性者はいなかった。

 同病院は当面、外来診療や入退院、救急外来の受け付けを停止している。

 同病院の正面玄関前には、感染者の発生で外来を停止する旨の張り紙が掲示されていた。インフルエンザの予防接種の予約に訪れた近くの60代女性は「受け付けで予約してきたけど、クラスターが発生したことは知らなかった」と驚いた様子で話した。