はんこ店が作った明智光秀の名刺(福知山市厚中町・石鼓堂印舗)

はんこ店が作った明智光秀の名刺(福知山市厚中町・石鼓堂印舗)

木工店「天法」が作った升やコースターなどの土産物

木工店「天法」が作った升やコースターなどの土産物

 明智光秀が主人公の2020年NHK大河ドラマ放映を前に、京都府福知山市で光秀にまつわる土産物が続々と誕生している。定番の菓子類のほか、ものづくりの技術が詰まった雑貨も増加。福知山観光協会では新たな土産物の発掘に取り組むなど、“光秀ブーム”到来への期待が高まっている。

 はんこ店「石鼓堂印舗(せっこどういんほ)」(同市厚中町)は昨秋、光秀の名刺の販売を始めた。光秀の肩書は「福知山城 城主」。裏面には福知山音頭の一節を載せ、名刺を納める封筒には手彫りの桔梗(ききょう)紋の印を押した。1枚300円で、歴史マニアから反応は上々という。

 同店ではこれまで土産物は作ってこなかったが、「仕事を生かし、地元を盛り上げられたら」と代表の足立正治さん(61)が発案した。「出世を気にするサラリーマンのように武将が名刺交換をしていたら…と想像して笑ってほしい」

 桔梗紋入りの升や福知山城のコースターを販売するのは、社寺彫刻や表札などを手掛ける木工店「天法」(同市前田)。3年ほど前から土産物の販売を始めてきたが、大河ドラマ決定を受け商品種を拡大。現在は5商品を展開し、3月末には光秀の肖像や御霊神社を描いた木製はがきが加わる予定という。

 観光協会が福知山駅前で運営する土産物店には、大河ドラマが決まった昨秋以降、光秀関連の12品が新たに加わった。3月には推奨土産品審査会を開催予定で、「本格的に観光客が増える前に、商品幅を広げたい」と参加を呼び掛けている。審査会への応募は25日まで。詳細は観光協会0773(22)2228。