略式代執行で解体される空き家(滋賀県高島市安曇川町)

略式代執行で解体される空き家(滋賀県高島市安曇川町)

 滋賀県高島市は20日、倒壊の恐れがある同市安曇川町北船木の所有者がいない家屋を「空き家対策推進特別措置法」に基づく略式代執行で解体に着手した。

 高島市によると同法に基づく代執行は2例目で、滋賀県内では4例目となるという。

 空き家は木造平屋建ての母屋など計約80平方メートル。倉庫などとして使われていたが、20年ほど前から放置状態に。屋根が崩れ、両隣の民家に被害が出る恐れがあるなど、危険な状態になっていた。

 高島市は2014年、近隣住民からの相談を受けて事態を把握し、17年「特定空き家」に認定。所有者は11年に死去しており、代執行での解体に向けて準備を進めていた。

 この日、同市の市民生活部長が空き家の前で宣言文を読み上げ、作業員が重機を使い、物置小屋から取り壊した。費用は168万円で、国が一部補助する。