【資料写真】水揚げされたカニを市場に持ち込む漁師

【資料写真】水揚げされたカニを市場に持ち込む漁師

 京都府京丹後市観光公社が12日に全国販売を始めたカニシーズンの宿泊代補助券が、わずか3分で予定していた1万枚(額面で計5千万円分)を完売した。1枚5千円のチケット(1人1泊2枚まで)を半額で購入でき、国の「Go To」事業と併用できる点が人気を集めたとみられるという。

 キャンペーンは、5千枚を投入した秋シーズンに続く第2弾で、今回は午前10時の販売開始から3分後に在庫がゼロになった。公社のサイトは、コンビニエンスストアの券売機で入力する商品番号を調べる人たちのアクセスが集中し、同9時20分から1時間半ダウンした。買えなかった人からの電話も500件以上寄せられたという。集計の結果、京都で3788枚、大阪で2731枚、兵庫で1721枚売れるなど32都道府県で購入された。

 同公社が広告を始めた9月末から購入に関する問い合わせが増え、先週には連日100件を超えた。同公社は「事前広告も効果的にでき、相当期待していただけたのでは」と話す。

 一方で、秋シーズンの宿泊券が「ヤフオク」などのインターネットオークションで数件出品されていたことも判明した。

 今回も「転売目的に大量購入されたのではないか」との懸念が市や公社に寄せられたが、1回あたりの購入限度は12枚で、3分間で大量購入するのは考えにくいという。また、ヤフオクは転売目的のチケットの出品を禁じており、出品があれば違反申告するという。