飲料を買うと織田信長のせりふが流れる自販機(近江八幡市安土町・安土城郭資料館前)

飲料を買うと織田信長のせりふが流れる自販機(近江八幡市安土町・安土城郭資料館前)

 滋賀県近江八幡市ゆかりの戦国武将織田信長をモチーフにした自動販売機が14日、安土城があった同市安土地区の4カ所に登場した。甲冑(かっちゅう)姿の信長が描かれた自販機にお金を入れて飲料を購入すると、信長の勇ましい「せりふ」が聞ける。


 安土城築城450年に向けて遊び心で地域を盛り上げる狙いで、市が飲料メーカー「ダイドードリンコ」(大阪市)と共同で企画した。


 自販機は戦国をイメージしたデザイン。お金を入れると、ほら貝の音や「お主はどれを所望であるか、選ぶがよい」といった信長の声がし、購入ボタンを押せば「いざ出陣」、飲料が商品取り出し口から出れば「こたびの活躍、誠に見事であった。大儀である」とせりふが流れる。


 音声は近江八幡観光物産協会副会長の加納学さん(57)が担当。信長の「自身への裏切りは許さないが期待には100%応える」というイメージで演じたという。


 安土城郭資料館の自販機前で開かれたセレモニーでは、よろいかぶとを身に付けた関係者らがかちどきを上げた。加納さんは信長になりきり「わしの声が聞ける機械に満足である」と喜んだ。


 同館のほか、JR安土駅北口付近、文芸セミナリヨ、西の湖すてーしょんに2023年8月まで設置している。