草津市の実証実験で黄色いチョークを使い、印をつけたふんの跡(草津市提供)=写真の一部を加工しています

草津市の実証実験で黄色いチョークを使い、印をつけたふんの跡(草津市提供)=写真の一部を加工しています

 犬のふん害に悩む滋賀県草津市が、ふんの放置を減らすための「イエローチョーク作戦」に取り組んでいる。ふんの回りをチョークで囲い、飼い主に警告を発することで放置行為をけん制するのが狙い。

 同作戦は京都府宇治市発の取り組みで、ふんを見つけたら円で囲い、発見日時を書き残す。後日、ふんがあれば再び日時を記し、なくなるまで確認作業を続ける。手軽に始められて顕著に効果が表れるため全国で導入自治体が増えているという。

 草津市は2003年4月に飼い犬のふん放置防止に関する条例を制定したが、放置は後を絶たず、市への相談件数も年々増加していた。

 市内での作戦は今年1~3月の実証実験の成果を踏まえ、9月から開始。市職員は原則参加せずに市民が主体的に取り組んでいる。参加者にチョークを配る市生活安心課の担当者は「住民の手で街がきれいになれば、街への愛着も深まるはず」と期待する。