錦絵や絵はがきなど、京都の鉄道ゆかりのお土産が並ぶ会場(京都市下京区・京都鉄道博物館)

錦絵や絵はがきなど、京都の鉄道ゆかりのお土産が並ぶ会場(京都市下京区・京都鉄道博物館)

 明治から昭和中期にかけての京都の鉄道にゆかりのある土産を並べた展示会が、京都市下京区の京都鉄道博物館で開かれている。その土地ならではの情景が描かれた、現在では珍しい品々に来館者が興味深そうに見入っている。

 同館によると、鉄道が主に長距離旅で利用された頃は、持ち運びの荷物がかさばるため、絵や花札など小さくて軽い物が土産に好まれたという。市民らから寄贈のあった約40点を、駅弁掛紙、絵はがき、記念乗車券、錦絵、駅スタンプの5種類に分けて展示した。

 昭和前期の四条大橋を描いた絵はがきをはじめ、1961年の市電北野線廃止記念の乗車券、東寺を背景に新幹線「こだま」を表現した駅弁の包装紙、「入母屋造りの日本最古の駅」と書かれた二条駅のスタンプなどがあり、訪れた人の旅情を誘っている。

 4月7日まで。水曜休館。要入館料。