京都府体育協会が4月1日から名称を府スポーツ協会に変更することが20日までに分かった。創設90周年の節目に合わせ、健康維持や楽しみの概念も含む「スポーツ」を前面に出し、新たな事業展開を試みる。

 名称変更について昨年、府内の競技団体や市町村体育協会など加盟87団体を対象に意向調査したところ、7割近くが賛成し、反対は1割に満たなかった。6月に評議員会を開き、全会一致で決まったという。3月3日に行われる創設90周年記念式典で正式発表する。

 2020年東京五輪・パラリンピックや21年ワールドマスターズゲームズ関西を控え、教育的要素の色濃い「体育」から、楽しみや文化的価値を連想させる「スポーツ」へ言葉の置き換えが全国的に進んでいる。昨年4月に日本体育協会が日本スポーツ協会となり、滋賀県体育協会もスポーツ協会に改称した。府内の市町村では京都市体育協会が20日、今年4月1日に同様の名称変更をすると発表したほか、すでに舞鶴市、向日市、南丹市が名称にスポーツを入れている。

 府体協の武田暹(すすむ)会長は「これまでの競技力向上だけでなく、協会が行う事業にも楽しむ要素を入れ、競技団体や市町村協会も巻き込んで新しいスポーツのイメージを広げていきたい」としている。