次々と開花した月下美人(滋賀県豊郷町四十九院)

次々と開花した月下美人(滋賀県豊郷町四十九院)

 滋賀県豊郷町の女性(74)が自宅で育てる「月下美人」が一夜限りの花を咲かせている。樹齢30年の老木だが、13日には今年最多の15輪が咲いた。「丹精込めて世話をしてきて良かった」と喜ぶ。


 月下美人はサボテン科の多年草。7~11月の夜に花を咲かせ、翌朝にはしぼむ。開花すると甘い香りを漂わせるのが特徴だ。


 花好きの女性は夫(79)と50種類以上の植物を栽培。月下美人は約30年前に知人から苗を譲り受け鉢に植えた。中南米原産で寒さに弱いため、冬はサンルームに入れるなどの工夫を凝らし、約15年前までは一度に50輪ほど咲くこともあったという。


 女性は「湖東地域は気温が低い上にもう老木なのに、花を咲かせるけなげさが愛らしい」とうれしそうに話した。