商店街を数珠つなぎに照らしていく「竹あかり」(京都市中京区・新京極商店街)

商店街を数珠つなぎに照らしていく「竹あかり」(京都市中京区・新京極商店街)

 京都府内産の竹で作ったオブジェ「竹あかり」を、聖火リレーのように各商店街で展示する取り組みが行われている。コロナ禍で客足の減った商店街を元気づけるのが狙いで、8月上旬に下京区のるてん商店街から始まり、中京区の新京極商店街、伏見区の納屋町商店街へと巡回する。商店街は「活性化のシンボルになれば」と願っている。

 竹あかりは、今夏予定されていた東京オリンピックの開会式前夜の7月23日に、全国で一斉にともしたイベント「みんなの想火(そうか)」で、西京区の洛西竹林公園でともされた。長岡京市などの竹を使い、ワークショップで親子連れらが鴨川の流れや星空をイメージして制作したという。五山の送り火をデザインした作品もある。

 一度だけの活用ではもったいないと、西京のイベントを主催した「みんなの想火京都」実行委員会が巡回を企画。今月18日まで新京極商店街に置き、今月下旬から約1カ月間、納屋町商店街で明かりをともす。受け取る同振興組合の小林満理事長は「商店街同士が心をつないで地域ににぎわいを戻したい」と期待する。同実行委の大森勇志委員長は「来年のオリンピックまで数珠つなぎし、商店街の横のつながりを強めたい」と話している。賛同する商店街を募っている。