日本百貨店協会が21日に発表した京都市内4百貨店の1月の売上高は、2カ月ぶりのマイナスとなる前年同月比3・2%減の206億円だった。初売りやセールの苦戦が響き、収益の柱となる衣料品が伸び悩んだ。

 衣料品は4・4%減。平均気温が前年より高く、先月に引き続き季節衣料品の動きが鈍かった。初売りも各店前年並みにとどまったほか、紳士・婦人ともに冬物クリアランスセールの不振が響き、衣料品が伸びなかった。

 雑貨は、8項目中で唯一プラスを確保した。化粧品は2・1%増の一方、美術・宝石は5・4%減。中国で1月に施行した電子商取引の新法で、転売を目的とした国外での「代理購入」を制限している影響が一定出たものと考えられ、免税全体の売り上げは鈍化傾向だった。

 正月向けの「ハレの日」商戦に期待を寄せていた食料品も2・3%減と振るわず、身の回り品や家庭用品、食堂などもマイナスが目立った。

 2月は、中華圏の旧正月に当たる春節による免税売り上げや人気の根強いバレンタイン商戦で巻き返しを図る。

 4百貨店は大丸京都店、京都高島屋、藤井大丸、ジェイアール京都伊勢丹。京都伊勢丹はJR大阪駅ビル内商業施設「ルクア1100」に入居する系列店舗の売上高を合算した。(今野麦)