窯に火を入れた後に木をくべる「炭焼人」のメンバー(南丹市美山町下)

窯に火を入れた後に木をくべる「炭焼人」のメンバー(南丹市美山町下)

 京都府南丹市美山町で、炭焼きを手掛ける女性グループ「炭焼人」が同町下の窯で初めて火入れを行った。窯にたき口を作って火を付けると、煙が秋晴れの空に上がった。

 「炭焼人」は、7月に南丹市や京都市などの20~40代の女性で結成し、地元で炭焼きを続ける澤田利通さん(71)のもとで学んでいる。

 16日、火にくべる薪を作ったあと、窯の入り口にレンガを積んで石や土で隙間を埋めて空気の通り道となるたき口を作った。その後、かんなくずや木片を使い点火すると、メンバーは満足そうに火を見つめていた。

 火入れしてから薪をくべたり、冷ましたりしながら約2週間後に炭が完成するという。同グループの発起人の中島舞さん(34)は「無事に火が付きうれしい。美山の炭として付加価値を付け、山の資源活用につなげたい」と話していた。