東京・日本武道館で観客の声援に応える京都のバンド「ロットングラフティー」のメンバーたち=昨年10月3日

東京・日本武道館で観客の声援に応える京都のバンド「ロットングラフティー」のメンバーたち=昨年10月3日

武道館公演の模様を収録したDVDのジャケット

武道館公演の模様を収録したDVDのジャケット

 今年で結成20年を迎える京都の5人組ロックバンド「ROTTENGRAFFTY(ロットングラフティー)」が、「ロックの殿堂」東京・日本武道館で昨年10月に初めて開いた単独ライブの映像作品をDVDとして発売した。下積みが長く、どん底も味わってきた40代のバンドマンたちの入魂の25曲を収めている。

 「俺たちが京都からやってきたロットングラフティーだー」。ボーカルのN(ナ)∀O(オ)KI(キ)と、NOBUYAが武道館を埋めたファンに向かって力強く叫んだ。

 ロットンは、個性の違う2人がボーカルを担う珍しい「ツインボーカル」が特徴。作曲を担うギターのKAZUOMI、ベースの侑威地(ゆういち)、ドラムのHIROSHIの5人が緩急自在の音楽を生み出す。

 京都・KBSホールなど全国約50カ所のライブツアーを昨春から進め、ファイナルとして初の武道館に挑んだ。昨年発売した5年ぶりのアルバムの収録曲から「寂寞(せきばく)」や「PLAYBACK」を冒頭に繰り出し、孤独や不安の中でもがき、立ち向かう姿をロックで表す。京都への思いを込めた「響く都」、2003年のメジャーデビューシングル「悪巧み」をはじめ、人気曲「金色(こんじき)グラフティー」「Rainy」で会場を一体にした。DVDは通常版4860円。

 今年は20周年の記念ライブを1月の京都からスタート。「感謝を胸に、さらなる一歩を」と誓っている。