福家俊彦・第164代長吏

福家俊彦・第164代長吏

 天台寺門宗総本山・園城寺(三井寺、大津市)は19日までに、今月1日に亡くなった長吏(ちょうり)の福家英明(ふけえいめい)氏の後任に、英明氏のおいで園城寺執事長の福家俊彦(しゅんげん)氏(61)を選んだ。宗派の承認を経て、今月中にも第164代長吏に正式に就任する見通し。

 長吏は、園城寺の住職の役職名で、宗教法人園城寺の代表役員。任期は終身。

 18日に開かれた信徒総代と僧侶による総代会で決まった。俊彦氏は「地域との連携を密にし、開かれた寺を目指したい」と話している。

 俊彦氏は1959年生まれ。大僧正。修験道の最高位の正大先達(しょうだいせんだつ)、密教の伝法灌頂を授かった阿闍梨(あじゃり)でもある。立命館大大学院文学研究科を修了した。成安造形大の招聘教授を務めている。父は第162代長吏の俊明(しゅんみょう)氏で俊彦氏は長男。自坊は園城寺山内の善法院。