1月のアジア大会で団体追い抜きを制した四宮(左)と岡本=向日町競輪場

1月のアジア大会で団体追い抜きを制した四宮(左)と岡本=向日町競輪場

選抜大会に向けて走り込む四宮(先頭)と岡本(最後尾)ら

選抜大会に向けて走り込む四宮(先頭)と岡本(最後尾)ら

 京都府立北桑田高校(京都市右京区京北)の自転車競技部の四宮寛人(2年)と岡本勝哉(1年)が、1月にインドネシア・ジャカルタで開かれたアジア選手権の男子ジュニアに日本代表として出場し、4キロ団体追い抜きで優勝を飾った。ともに高校から競技を始めた成長株。日の丸を背負ってつかんだ勝利を糧に、3月の全国高校選抜大会に向けて走り込みを続けている。

 「他のスポーツは全く駄目」という四宮は競輪選手の父の影響で競技を開始。独走系の種目を得意とし、1年で日本代表の強化指定に選ばれた。岡本は南丹市美山町の自宅から往復約50キロを自転車通学し、脚力を鍛えている。昨夏のジュニア五輪では、U17の1キロタイムトライアルを制するなどスピードに磨きがかかっている。

 団体追い抜きは1チーム4人編成。アジア選手権の1、2位決定戦では、「前半からハイペースで攻め、相手の態勢を崩す」との戦略が奏功し、カザフスタンに0・344秒の僅差で競り勝った。予選では同じ相手に大差で敗れていただけに、四宮は「勝てて驚いた。ペースの上げ下げなど自分の弱点を見つめ直せた」、岡本は「世界の力を肌で感じた。自分の足りない部分も見えた」と、ともに大舞台での収穫と課題を振り返る。

 2人は全国高校選抜大会に照準を合わせ、それぞれの出場種目での上位入賞を狙う。目指すは10年ぶりの学校対抗総合優勝だ。市野育人監督は「2人は成長が早い。北桑田の柱となって活躍するだけでなく、これからも世界を見据えて戦ってほしい」と話す。