マンション敷地内の地蔵に設置されたさい銭箱(京都府向日市寺戸町・グランマークシティ東向日)

マンション敷地内の地蔵に設置されたさい銭箱(京都府向日市寺戸町・グランマークシティ東向日)

 本業を通して地域貢献しようと、京都府長岡京市の大工の男性が、京都府向日市寺戸町のマンション「グランマークシティ東向日」の地蔵にさい銭箱を寄贈、設置した。

 地蔵は2018年のマンション建設時に見つかり、開発業者が作った堂に安置された。詳しい由来は不明だが、住民で今夏結成した町内会が管理し、感謝の気持ちを込めて地蔵盆を開くなど、地域の交流に役割を果たしてきた。

 堂はマンション住民以外もお参りできる場所にある。ある日、堂の中に小銭や紙幣が投げ込まれているのが見つかり、安全面を心配した町内会員が、知人の「能見工務店」(長岡京市)社長の男性(43)に相談したところ、男性はさい銭箱の製作と寄贈を申し出た。

 さい銭箱はヒノキ製で長さ40センチ、幅20センチ、高さ15センチ。16日の寄贈後、堂に取り付けた。

 大工の男性は「地域の子どもたちを住民と見守る存在の地蔵を維持してほしい」と話しており、町内会役員の男性(41)は「安全におさい銭を管理できるようになり、ありがたい」と感謝している。