【資料写真】向日市内を走る阪急バス(京都府向日市鶏冠井町)

【資料写真】向日市内を走る阪急バス(京都府向日市鶏冠井町)

 阪急バスはこのほど、京都府長岡京市と向日市間を走る長岡京線77・78系統について廃止する方針を明らかにした。JRや阪急の駅などをつなぐ路線だが、採算が取れない状況が続いていた。同線全体でも便数を3割減らす予定という。

 同社の担当者が21日に長岡京市役所で開かれた「市地域公共交通会議」で明らかにした。両系統の利用者数が減少し、今後も回復が見通せない状況になっているという。実施時期については「できるだけ早く」としている。また、長岡京線全体でも2019年度の収支率が76・3%にとどまっており、3割程度を減便するという。

 77・78系統は、長岡天神駅や長岡京駅を通り、向日町駅や東向日駅などを結ぶ。同社は、両系統の利用者数が採算が取れる3分の1程度しかなく「維持が難しい路線」としていた。向日市のコミュニティーバスの運行を受託しており、走行ルートが重なっていることから、昨年10月から両系統の便数を減らした。再編1年後も収支が確保できない場合は廃止する方針を示していた。