「かやぶきの里」など美山の景色を自転車で楽しむ「美山ピクニックランチ」の参加者たち(南丹市美山町北)

「かやぶきの里」など美山の景色を自転車で楽しむ「美山ピクニックランチ」の参加者たち(南丹市美山町北)

 京都府南丹市美山町を電動自転車で巡り、宿泊施設が提供する弁当を味わう新たなツアー「美山ピクニックランチ」が人気を呼んでいる。新型コロナウイルス禍を乗り越えようと地域で連携しており、自然豊かな美山を五感で楽しめる。

 市美山観光まちづくり協会が主催。「三密」を回避しながら町内を巡ってもらい、さらなる美山ファンを掘り起こすのが狙い。

 同町安掛の京都丹波高原国定公園ビジターセンターを発着点に、かやぶきの里や蓮如の滝のほか、唐戸渓谷などを巡る想定。また、昼頃に料理旅館「枕川楼」や「美山町自然文化村河鹿荘」、「田歌舎」の三つの宿泊施設のうち事前に予約した店舗でランチボックスを受け取り、近くの芝生やテラスで食べる。

 友人と参加した女性(33)=京都市左京区=は「景色もいいし、爽やかな風を肌で感じられた。ご飯もおいしい」と笑顔。料理を担当した「枕川楼」の女性(37)は「日替わりでこだわりの美山の食材を使っている。コロナで利用客が減る中、新たな客層を獲得したい」と意気込む。

 前日の正午まで予約ができ、同協会の高御堂和華事務局長(27)は「コロナで先が見通せない中、直前の予約にも対応している。美山の自然を楽しんで」と呼び掛けている。事前予約制。3500円。11月末までの水、木曜以外。同協会0771(75)9030。