神戸市内の動物園に移されたヤブイヌのカリカ=京都市動物園提供

神戸市内の動物園に移されたヤブイヌのカリカ=京都市動物園提供

 京都市動物園(左京区)で昨年11月に誕生したヤブイヌのカリカ(雌)が、希少種保存を目的に、神戸市の「神戸どうぶつ王国」に移された。愛らしい姿が来園者に人気だったが、同王国で繁殖を目指す。

 引っ越したのは19日。カリカは、デンマークから来た父親デンマルと、イギリスから来園した母親パパヤとの間に誕生。パパヤは出産2日後に死に、園内投票で、母親の名前の由来となったパパイアの学名からカリカと名付けられた。

 ヤブイヌは中米の森林や沼地に生息し、国際自然保護連合が準絶滅危惧種として記載している。市動物園は繁殖のために全国の動物園と連携しており、今回もその一環。市動物園のヤブイヌは3匹となった。

 担当者は「いなくなるのはさみしいが、元気な子どもを産んでほしい。市民の皆さんもカリカに会いに神戸を訪れていただきたい」と話している。