地元住民から田んぼを借り、4カ月ぶりに練習を再開した太秦・ひょっとこ踊りの会(京都市右京区)

地元住民から田んぼを借り、4カ月ぶりに練習を再開した太秦・ひょっとこ踊りの会(京都市右京区)

 新型コロナウイルスの感染拡大のため活動を休止していた「太秦・ひょっとこ踊りの会」(京都市右京区)が、田んぼで活動を再開した。感染防止のため室内練習ができなくなっていたが、住民から収穫後の田を無償で提供された。「五穀豊穣(ほうじょう)を願う踊りを田んぼで再開できるとは」と感謝している。

 同会は5年前に結成し、地元のお祭りや福祉施設などで披露してきた。レンタルスペース「古心庵(ここあん)」などの室内で月2回練習してきたが、コロナ禍により4月から活動休止を余儀なくされた。

 そんな中、大覚寺(同区)周辺の田畑を管理している農家の男性(67)から「田んぼなら密にならないし、大丈夫だろう。稲刈り後にぜひ使って」と提案を受けた。

 18日の練習には小学1年から60代までの14人が参加。田んぼの中心で円になり、赤いはっぴ姿に手ぬぐいを頭に巻き、ひょっとこやキツネの面を付け「トントコトン」と太鼓のリズムに合わせて踊った。参加した小学3年の男児(8)は「久々で、腕をまっすぐ伸ばすポーズが難しかったが、みんなと踊れてうれしかった」と笑顔を見せた。

 代表の増田優太郎さん(35)は「体温計も常備し、消毒も徹底する。マスクをしたまま面をかぶれるかなど、いろいろと模索しながら活動を続けていきたい」と語った。