力を込めて巨大な鏡餅を持ち上げる女性参加者(京都市伏見区・醍醐寺)

力を込めて巨大な鏡餅を持ち上げる女性参加者(京都市伏見区・醍醐寺)

 巨大な紅白の鏡餅を抱え上げる時間を競う「餅上げ力奉納」が23日、京都市伏見区の醍醐寺で営まれた。男性42人、女性15人の力自慢たちが巨大な餅に挑んだ。

 「五大力さん」の愛称で親しまれる同寺の法要「五大力尊仁王会」の行事。男性150キロ、女性90キロの2段重ねの餅で争った。

 金堂前の特設舞台上で、挑戦者が両手を回して膝の上に餅を乗せ、顔を真っ赤にして餅を抱え上げると、観客からは「頑張れ」「負けるな」と熱い声援が送られた。

 男性は、会社員伊関寛英さん(28)=京都市左京区=が7分59秒で、女性は小学校教諭の田中彰子さん(54)=兵庫県姫路市=が8分3秒で優勝した。

 4回目の挑戦の田中さんは、元パワーリフティング世界王者で、自己ベストを3分以上更新して優勝。「『あと1分』と思いながら耐えた。先生の頑張っている姿を子どもたちに見せたかった」と笑顔で話した。