移転拡充した「京都きのこ研究所」で栽培される菌床シイタケ(京都府城陽市)

移転拡充した「京都きのこ研究所」で栽培される菌床シイタケ(京都府城陽市)

 青果の流通や仲卸を手掛けるアースサイド(京都市下京区)は、菌床シイタケの栽培研究拠点「京都きのこ研究所」を京都府宇治市から京都府城陽市に移転拡充した。京都府南山城村で計画する大規模なキノコ工場の操業に向け、生産技術開発に取り組む。

 傘下の中核事業会社で、卸売市場間の野菜の需給を調整するトレード(同区)が2016年に同研究所を開設した。工場栽培のシイタケの生産強化に向け、拠点を移した。

 新拠点では温度や湿度、明るさなどの環境を制御する技術を活用し、シイタケの効率的な栽培法の開発を進める。年23トンの収穫を見込む約2万個の菌床も整備した。他のキノコ類の栽培も研究する。

 同社は20年に南山城村で日産800キロの菌床シイタケ工場を稼働させる計画で、研究所で開発実証した生産技術を展開する。