厄よけ木簡「蘇民将来」のレプリカが記念品の新メニュー(長岡京市神足2丁目・神足ふれあい町家)

厄よけ木簡「蘇民将来」のレプリカが記念品の新メニュー(長岡京市神足2丁目・神足ふれあい町家)

 京都府長岡京市神足2丁目の神足ふれあい町家は、同市内6施設が会場の周遊型企画展「ようこそ!長岡京まちなか博」の連動企画で、市内で出土した日本最古の厄よけ木簡「蘇民将来」のレプリカなどがセットのユニークな茶菓子の新メニューを考案した。同企画展開会の31日から、提供を始める。

 まちなか博は、大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」がヤマ場を迎えるのを機に市が呼び掛けて開催。勝竜寺城公園や中山修一記念館などを巡るスタンプラリー(同日~来年1月31日)と出土遺物や火縄銃、パネルなどの展示(同日~来年3月14日)がある。

 新メニュー「蘇民将来セット」は、スタンプラリーのゴールにもなっている同町家の谷きよみ副館長が「イベントを盛り上げたい」と発案。殺菌力のあるカテキン入りの煎茶に、市内の和菓子店に依頼した厄よけのちまき1個を殺菌作用のある青竹の皿に置く。就労継続支援事業所「バスハウス」の製品で、免疫力を高める効果があるとされるショウガを練り込んだ笑顔マークのクッキー2枚も添えられる。

 記念品の木簡レプリカは市民団体が製作。長岡京時代の側溝から出土した実物の約2倍のサイズ(縦6センチ、幅3センチ、厚さ5ミリ)で、板の両面に「蘇民将来之子孫者」と墨書きしている。価格は880円。

 谷副館長は「このメニューで新型コロナウイルスとインフルエンザに打ち勝ち、にこにこ笑顔で乗り切ってほしい」と話した。