エノキの樹上で赤い実をついばむアオゲラ

エノキの樹上で赤い実をついばむアオゲラ

 秋が深まる中、実を付けた木々に野鳥たちがせわしなく訪れている。京都市左京区大原を流れる草生川沿いでは、キツツキの仲間のアオゲラがエノキの大木で赤い果実を食べ、「キョッ、キョッ、キョッ」とにぎやかなさえずりを響かせる。

 アオゲラは山地に暮らす留鳥で、秋には市街地の林にも飛来する。緑がかった背中は葉の色に似るが、頰はひときわ鮮やかな赤で目立つ。幹から枝先へと進み、次々に秋の実りをついばむ。

 上流の寂光院に続く川沿いの道で、せせらぎに鳴き声が重なり、行き交う人たちに軽快な調べを届けている。