シャトルバスの試乗会で、頭上の風景を楽しむ関係者ら(10月19日、京都市右京区)

シャトルバスの試乗会で、頭上の風景を楽しむ関係者ら(10月19日、京都市右京区)

 紅葉の名所として知られる京都市右京区の高雄地域一帯で11月6~8日、「高雄もみじちゃん祭り」が開かれる。3年目となる今年は新型コロナウイルス感染予防のため、客席の一部に屋根がないシャトルバスを走らせるなど、分散・周遊型の催しを目指す。


 地域の観光業者や寺院でつくる高雄保勝会が主催。過去2回は神護寺境内でコンサートなどを開いたが、今年はJR東海の協力も得て、期間中に地域の3寺院(神護寺、西明寺、高山寺)などで撮った写真のコンテストや、事前予約制のウオークイベントを行う。

 シャトルバスは明星観光バス(山科区)の車両を貸し切り、無料で運行する。嵐山-高雄パークウエイの高雄ゲート付近にある高雄大駐車場から高雄バス停を経て、高山寺に近い高雄観光駐車場までの約1・8キロを、20~30分間隔で往復する。

 10月中旬に開かれた試乗会では、保勝会のメンバーら約30人が、頭上ぎりぎりを木の枝が走る景色などを味わった。地域でアンティークショップを営む岡本大樹さん(36)は「臨場感がすごい。山が色づけば、より楽しいと思う」と話した。

 祭りでは、地元産野菜や飲食の販売がある「賑(にぎ)わい処(どころ)」を西明寺と神護寺の間の清滝川沿いに設けるほか、スマートフォンで撮る写真コンテストを行い、応募用QRコードを置いて参加を受け付ける。神護寺でのかわらけ投げ大会もある。

 祭りの期間を含む10月31日~11月30日には、3寺院を巡る謎解きイベントも開く。保勝会の山本信会長(70)は「自然に囲まれた場所で、『密』の不安もなくす。じっくりと楽しんでもらえれば」と意気込む。

 3日間とも午前10時~午後3時。マイカーは高雄大駐車場(有料)を利用。JR二条駅からの臨時バスもある。問い合わせは保勝会075(871)1005。