■対面授業再開にばらつき

 京都新聞社が10月、京都大、同志社大、立命館大、京都産業大、龍谷大の5大学に取材したところ、いずれの大学も前期はオンライン授業のみ(一部実習など除く)で実施したが、後期は「対面のみ」、「対面とオンラインの併用」、「オンラインのみ」の3形態に切り替えていることが分かった。
 全授業中に「対面」「対面とオンラインの併用」が占める割合については、京都大が3割、同志社大が7割、立命館大が5割、龍谷大が6割とばらつきがみられた。京都産業大は「集計中」とした。
 一方、オンライン授業をどう評価するかについては、京都大と立命館大、京都産業大の3校が回答。京都大は「教員が自己の教授方法を見直したり、工夫を凝らした分かりやすい授業資料を作成したりした」と振り返り、学生の理解を深める工夫につながった点をメリットに挙げた。
 京都産業大は「通学が不要で感染リスクを減少させられる。デメリットとしては通信環境を整備する必要が生じ、通信費も必要になること」などと指摘。立命館大は「学生にとっては時間の融通がきき、繰り返し学習することも可能。出席率が向上し、成績評価も前年より上がっている」と強調する一方、「キャンパスで交流の機会が失われたことについては、学生から残念がる声が多く上がっている。課題を改善し、利点をさらに生かしながら進めていきたい」とした。