小渕元首相を模したと見られる「折田先生像」(京都市左京区・京都大吉田南キャンパス)

小渕元首相を模したと見られる「折田先生像」(京都市左京区・京都大吉田南キャンパス)

 2次試験の始まった京都大の吉田南キャンパス(京都市左京区)に25日、恒例の「折田先生像」が登場した。今年は「平成」と書かれた色紙を掲げた眼鏡の男性で、平成最後の2次試験に引っかけ、官房長官時代に平成の新元号を発表した故小渕恵三元首相を模したとみられる。

 張りぼての折田先生像は、かつて屋外に置かれていた旧制三高初代校長・折田彦市の銅像にちなんで毎年置かれ、2次試験が終わると姿を消す。制作者は不明だ。今年は、例年の定位置に大学側が入試中の禁止行為を記した看板を設置。そのため、像は約20メートル離れた南側に設置された。

 小渕氏を模したと見られる像はなぜか頭に特撮ヒーローの面を斜めがけ。台座横の説明板には「折田彦市先生は内閣官房長官として、平成の発表に尽力し、京大に赤いメガネの学風を築くために多大な功績を残した人です。どうかエンジニアを責めないで下さい 竹下登」と書かれていた。「平成」の読み仮名と同じく「平静」を保って試験に臨んでほしいというメッセージとも受け取れる。

 受験生らは不思議そうに眺めたり、スマートフォンのカメラに収めたりしていた。