サンガ-新潟 前半、ドリブルで駆け上がるルーキーの中野(西京極)

サンガ-新潟 前半、ドリブルで駆け上がるルーキーの中野(西京極)

 サッカーJ2は24日開幕し、西京極陸上競技場などで11試合を行った。京都サンガFCは0-0で新潟と引き分けた。

 中田新監督率いるサンガは、先発メンバーにルーキー3人を抜てきしたフレッシュな布陣で挑んだ。GK以外の選手は全員が20代。昨季開幕戦からは8人が入れ替わった。期待と不安が交錯する中、1万4千人の観客が見つめた船出は、ドロー発進となった。

 指揮官は「目指す戦い方で効果的にプレーできる選手を先発に選んだ」と明かす。攻撃で強い印象を残したのは右MFの中野だ。前半33分、重広とのワンツーで抜け出し、得意の左足でゴールを脅かすなど「自分のプレーは出せた」。同じ新人の冨田は積極的な攻め上がりを見せ、センターバックの上夷も相手の速攻を食い止めた。

 戦術面でも新鮮さが際だった。右サイドバックには不動だった石櫃ではなく、左利きで技術の高い黒木を起用。丁寧に攻撃を組み立てボールを支配した。引いた相手に対し効果的な縦パスは少なかったが、庄司は「相手は守備がしにくかったと思う。精度を高めながらこのサッカーを続けたい」と強気に言った。

 過去2年は開幕戦で敗れている。引き分けで得た勝ち点1をどう生かすか。「みんなで同じ絵を描きながら、フィニッシュまで持ち込むようにしたい」と宮吉。試合を重ね、連係と戦術を成熟させたい。