西日本ジェイアールバス(大阪市)は25日、東京に向かう夜行バスが20日未明、乗降口の扉を一時開けたままで滋賀県甲賀市の新名神高速道路を走行していたと発表した。乗客52人にけがなどはなかった。

 同社によると、20日午前1時10分ごろ、天王寺発東京駅行きの長距離バス「青春エコドリーム32号」が休憩のため新名神高速の土山サービスエリア(甲賀市)で停車後、運転士が車両中央の乗降用扉を全開にしたまま発進。乗客の指摘を受けて扉を閉めるまで高速道路を約3・3キロ走行した。

 同バスは扉が開いた状態ではアクセルを踏み込めない装置を搭載していたが、故障していたとみられるという。同社は「厳粛に受け止め、発進時の基本動作を徹底する」としている。