京都地裁

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 京都市バスの中にブレーキ時に異音が鳴る「ブレーキ鳴き」が起こる車両があり、通常のブレーキ操作ができず事故の危険性が高いとして、市交通局の運転手が市に対して、該当車両を運転させないことなどを求めた訴訟の判決が25日、京都地裁であり、藤田昌宏裁判長は請求を棄却した。

 訴状によると、原告は2015年6月、バスを運行中、ブレーキを踏んだが車両全体に振動を伴う異音が発生。異音を無くすためペダルを戻して再び踏む動作を2回行ったため、停車までの距離が長くなり、交差点に進入したなどと訴えていた。

 判決理由で藤田裁判長は、一部のバスが車両導入当時から異音があったことを認めた上で「ブレーキの効力への影響はなく、市バスが制御を失ったり、乗客や運転手に危険が生じたりしていない」と指摘。17年12月以降は異音が確認されてないとして訴えを退けた。