京都市役所

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 京都市は30日、ケースワーカーとして担当していた女性の個人情報を利用するなど職務上不適切な行為があったとして、北区役所の男性職員(26)を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 京都市などによると、男性職員は3月と4月の2回、勤務時間中に1人暮らしの女性宅を私的に訪問し、無料通信アプリ「LINE(ライン)」の連絡先を交換するなどした。また5月2日~6月20日にかけて手料理の提供を受け、材料代として計1万2千円を渡したという。女性は生活保護を受給し、男性職員は保護費の算定を担っていたが、材料代は収入認定してなかった。

 男性職員は2月から女性を担当。私的訪問後に女性と交際関係にあったが、既に解消している。9月上旬に女性側から「傷ついた」などの訴えが市に寄せられ、問題が発覚した。男性職員は事実を認め、「当初から女性に好意があった」などと話しているという。

 市はケースワーカーとして不適切な行為だったとし、基準より処分を重くした。市人事部は「市政への信頼を裏切ることになり、深くおわび申し上げる」とのコメントを出した。