仮装をして、商店主と交流する子どもたち(長岡京市・セブン商店会)

仮装をして、商店主と交流する子どもたち(長岡京市・セブン商店会)

 新型コロナウイルス感染拡大が続く中でも、子どもたちが楽しめる機会をつくろうと、京都府長岡京市のセブン商店会が30日、感染症対策を取ったハロウィーンイベントを、通称「セブン通り」一帯で開いた。マスクやフェースシールドの着用に加え、声の代わりにプラカードを掲げるなど安全面の配慮を徹底。店主たちが「リアル」な思い出を提供した。


 商店会のハロウィーンイベントは2016年から続く。新型コロナ禍で中止も検討したが、林定信会長(67)は「僕らは対面販売が基本。イベントの中止が相次ぐ中、子どもたちに笑顔になってもらうにはリアルで実施するしかなかった」と話す。例年参加する10園と協議し、手洗いのほか、マスク着用などの飛沫(ひまつ)防止や分散参加による「3密」回避など、対策を互いに徹底し、この日を迎えた。


 店主たちは、おばけやカボチャがデザインされたシールドを着けた上で仮装して店頭に立った。これまで「トリックオアトリート」の掛け声に対して使ってきた合言葉「ハッピーセブン」は、プラカードに書いて「返事」。密集を避けるため、保育園の子どもたちには、保育士にまとめてお菓子を手渡した。


 同市の主婦(34)は、シンデレラの仮装をした長女(1)と訪れた。「新型コロナで地域の人とふれあう機会がなくなっているのですごくよかった。何よりお店の人が笑顔だったので、私たちもうれしかった」と、催しを楽しんでいた。