近江八幡市役所

近江八幡市役所

 滋賀県近江八幡市は、新型コロナウイルス禍で打撃を受けた農家を支援するため約3カ月間実施したクラウドファンディング(CF)で、目標金額の5倍弱にあたる約2億3507万円の寄付が集まったと発表した。返礼品が近江牛肉だったため、反響が大きかった。寄付金は肥育素牛の購入補助などに使う。

 市によると、コロナ禍で外食や観光の需要が減り、近江牛も枝肉の価格が一時的に例年の半値近くまで下落した。市は消費拡大などを狙い7月からCFを行ったところ、全国から8914件、返礼品の中で最も高額な11万円の牛肉セットにも88件の申し込みがあるなど、人気を見せた。

 市は、販売価格が生産費を下回った際に赤字分の一部が補てんされる国の制度への支援金上乗せや、素牛の購入補助など、現在行っている支援の拡充を図る。市議会12月定例会に、関連予算を提案する予定。