【資料写真】毎年12月に行われている嵐山花灯路でライトアップされた渡月橋

【資料写真】毎年12月に行われている嵐山花灯路でライトアップされた渡月橋

 毎年12月に嵯峨嵐山、3月に東山で開催される恒例行事「京都・花灯路」について、京都府や京都市、京都商工会議所、京都仏教会などでつくる京都・花灯路推進協議会は30日、新型コロナウイルスの感染予防策をとった上で本年度は例年通り開催すると発表した。

 今年3月の東山での花灯路はコロナ禍で中止していた。同協議会事務局は「かなり悩んだが、経済活動の再開に向けて、感染対策を取った上で実施することを決めた」としている。

 開催期間は嵯峨嵐山が12月11~20日で、東山が来年3月5~14日の各10日間。会場ではマスクの着用を呼び掛けるほか、誘導員を例年より増員してソーシャル・ディスタンスの確保を促す。一方、「密」が発生しやすい竹林の小径のライトアップは取りやめる。

 京都・花灯路は、観光客が少ない冬の時期に宿泊観光の利用を促そうと、東山で2002年度から、嵯峨嵐山で05年度から開催している。渡月橋や東山の観光地が灯ろうの柔らかな光に包まれ、約100万人がそれぞれ訪れる人気イベントとなっている。