SL北びわこ号としてのデビューを控え、車両整備が進む蒸気機関車「D51」形(京都市下京区・JR西日本梅小路運転区)

SL北びわこ号としてのデビューを控え、車両整備が進む蒸気機関車「D51」形(京都市下京区・JR西日本梅小路運転区)

 滋賀県北部を走る観光列車「SL北びわこ号」としてデビューする蒸気機関車「D51」形の整備作業が25日、京都市下京区のJR西日本梅小路運転区で披露された。発車を控えた「デゴイチ」は蒸気を勢いよく噴き出し、力強い汽笛を響かせた。3月10日から運行する。

 SL北びわこ号は、JR北陸線米原―木ノ本間(22・4キロ)を走る季節限定列車。「ポニー号」の愛称で親しまれた小型機関車「C56」形が昨春引退し、D51が後を継ぐ。当初は昨年7月にデビューの予定だったが、直前の西日本豪雨で広島県内から移動できなくなり、今春にずれ込んだ。

 D51はもくもくと黒煙を上げて検修用の線路で停車し、整備士が部品を点検した。施設に隣接する京都鉄道博物館の来場者は、大音量の汽笛とともに蒸気を吐き出す迫力ある姿に歓声を上げ、写真に収めていた。

 新生SL北びわこ号は客車5両を牽引(けんいん)し、定員424人。