表の数字の単位は百万円。▲は減

表の数字の単位は百万円。▲は減

 王将フードサービスが30日発表した2020年9月中間連結決算は、純利益が前年同期比39・0%減の16億円と大幅な減益だった。新型コロナウイルスの影響による外出自粛の広がりで、市街地の店舗を中心に店内飲食が大きく落ち込んだ。

 売上高は前年同期比8・0%減の391億円。緊急事態宣言が発令された4月に最も減少した店内飲食は徐々に持ち直したものの、例年最も売り上げが伸びる7、8月も夏休みの短縮や帰省自粛の影響で前年から落ち込んだ。酒類の注文が多いビジネス街や繁華街の店舗は特に回復が遅れているという。

 一方、自宅などで食べるテークアウトは好調で、5月には売上高が前年比2倍以上に急伸したが、店内飲食の落ち込みを補いきれなかった。時間短縮営業も響き、経常利益は36・3%減の27億円。

 「未定」としていた21年3月期の連結業績予想は、売上高806億円(前期比5・8%減)、経常利益61億円(23・8%減)、純利益37億円(28・7%減)と開示。下期は店内飲食の回復基調が続くと見込む。