京都地裁

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 嵐山の夏の風物詩、鵜飼を手掛ける嵐山通船(京都市右京区)が、会社経費の使途不明利用などで会社に損害を与えたとして、前社長の男性に約1100万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が30日、京都地裁(池田知子裁判長)であった。男性側は請求棄却を求めた。


 訴状によると、男性が社長を務めていた2017年~19年の間、嵐山通船から「鵜飼研究費」などの名目で計上された計270万円や交際費名目で支出された計220万円が実際には支払われていなかったり、私的流用されたりしていたほか、外部関係者への交通費など仮払金として払い出した計603万円が未精算になっているとしている。


 男性側も、嵐山通船の現社長らが名誉を害する行為を繰り返したとして、慰謝料などを求める訴えを起こして京都地裁で係争中。